拾うな危険!
オレンジ色の
ふわふわの髪の毛に、
白い肌。
目つきは鋭いものの、ブルーの綺麗な大きな瞳。
年のころ
6歳ぐらいの子供が、
不釣り合いな
真っ黒い布を体に巻いていた。
ココに存在していることが
不釣合いなくらい整った顔に、
鳥肌が立つ。
悪魔というより・・・・外見は天使。
「あ。もったいねぇな。」
シンのにじんだ
唇の血をそいつはぺろっとなめた。
「!!」
振り払おうとしたが、動かない。
カナシバリ…
瞬間的にそう感じた。
「さぁ。契約だよ。シン」