ずっと続く青空の下で
「朝、愛花先輩に四時間目来れたら部室来てって言われてたんだよ」
「愛花先輩に?」
愛花先輩とは、あたしと悠哉が所属している科学部の3年生の先輩だ。
科学部って言っても真面目に活動をしないので、悪く言えば暇潰しの集いみたいなもの。
愛花先輩は、その科学部の部長でもある。
「呼び出した用件って?」
美樹はアイスを食べながら悠哉に問いかける。
すると、悠哉は気まずそうに『あー…』と天井を見上げながら…
「…告られた」
聞き取れるか聞き取れないかのような、消えそうなボリュームで呟いた悠哉は、すごく複雑そうな顔をしていた。
それでもはっきりあたしと美樹は耳に残る。
「…ま、まじで?」
「あの愛花先輩が…」
あたしと美樹は揃って口々に反応を示す。
何とも言えない、驚いたけど立ち上がってしまいそうな程でもなく…
「で、返事は?」
「断った」