ずっと続く青空の下で





しばらくして時間は過ぎ、悠哉は『屋上行ってくる』と言って教室を出て行った。


あたしも一眠りしようと机に顔を伏せて、いつの間にか眠りにつく。


あの後、美樹は何をして時間を潰したのかは分からないけど…


目が覚めた頃には、皆既に教室に戻ってきたみたいで、昼休憩が始まっていた。


「桃達、サボったでしょー!ずるい!」


プールから帰って来ていた友達に言われながらも、さっきの悠哉の話が気になっていた。


後、美樹の反応も。


だけど二人に話す隙もなくて、あたしは普段通りに美樹と机をくっつけてお弁当を広げる。


美樹もさっきの面影がなくなっていて、いつもと同じだったので少し疑問が薄まった。


そんなこんなで昼休憩を終えて、満腹になったお腹を擦りながら五限目の日本史に殺意が芽生える。


「眠い…」


さっき寝て起きたばかりなのに、どうも日差しが心地良いと睡魔が現れちゃう。


屋上に行った悠哉は、あれから教室に戻って来ないし。





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