ずっと続く青空の下で
こんな朝早くから愛花先輩が、どうして?
あたしは思わず大きな声を漏らすと、愛花先輩が顔を上げて起きる。
「へ…桃ちゃん?」
あたしに気付いた愛花先輩は、今の状況が把握出来ていないだろう。
むしろ、ここに自分が居る事さえ理解出来ていないのかも。
「何で?え、今何時?」
「朝の7時ですよ!何してるんですか!」
すると、愛花先輩は自分の携帯を鞄から取り出してディスプレイを見つめる。
どんどん表情が青ざめていくのが分かった。
もしかして…
「私、昨日からここで寝ちゃってたの?」
案の定、一晩部室にお世話になったみたいだ。
「そうみたいです…昨日は部活なかったはずですよね?どうして部室に?」
探るつもりはないのに、こんな聞き方おかしいよね…
そうは思ってても、やっぱり何処かに気になってるあたしが居たみたい。
愛花先輩は、自分の中で昨日の記憶を辿っているのか少し無言になった。