ずっと続く青空の下で
「それってどういう意味ですか…?」
「悠哉は、桃ちゃんを好きなんだろうなってずっと思ってたから」
悠哉があたしを好き?
有り得ない。
悠哉からそんな素振り一切見た事ないし、第一あたしと悠哉はただの友達だし…
完璧に、愛花先輩の思い込みだ。
「考え直してくれるのは嬉しいけど…私が間に入ったら迷惑だろうし」
「…あたしと悠哉は何もない、ただの友達です。それ以上なんて有り得ない。この先も、ずっと有り得ません」
そう、考えられないよ。
もし仮に、悠哉があたしを好きだったとしても…あたしが悠哉に恋愛感情を抱く事はない。
あたしの言葉を聞いて、愛花先輩の片付けていた手が止まったが…『うん。ありがとね』と小さな声が聞こえた後、止まっていた手が再び動き出した。
まさか愛花先輩が、あんなガキみたいな悠哉を好きだなんて耳を疑うけど。
好きになるのは、どうしても仕方のない事だから。
悠哉はこんな良い人に恵まれたんだなって、少し羨ましい気持ちになった。