ずっと続く青空の下で
その言葉に、また笑い出す先輩。
「本気なんですから!アイスの恩、ここで返します。背中押します!」
両手を握りしめてガッツポーズする。
まるで熱血教師かってくらい、今のあたしは誰よりも熱かった。
むしろ、暑苦しい程。
「分かったよ。なるべく授業に出るようにするから、お前も頑張れよ」
ようやく先輩に伝わったみたいで、あたしは気分が晴れた気がした。
どうして昨日知り合ったばっかの人に、こんな必死なんだろう…あたし。
逆に昨日知り合ったばっかの人の言葉を、聞き入れてくれるのだろう。
千葉先輩は不良なのに、何故か話してて違和感を感じないし。
本当に不思議だ。
すると、本鈴のチャイムが校内に響き渡り…ハッと我に返った。
「やばい…早起きしたのに遅刻になっちゃう!先輩も早く教室に入ってくださいね!遅刻なんてしちゃ駄目ですよ!」
早口で注意を告げると、先輩は笑みを溢しながら『あぁ』と返す。