身代わり王女に花嫁教育、始めます!
左足の親指がサクルの口腔に含まれ、熱い舌で包まれた。

指と指の間を舌先が往復し、リーンは耐え切れず、喉の奥から嬌声を漏らす。

さらには、持ち上げられた左脚を指先でツツーッとなぞられ、その悦楽にいざなう動きに、リーンはいよいよ我慢ができなくなった。


「やっ! ああっ! あ、あ……サ、サクルさま……やぁっ!」


ビクンと大きく身体を反らせたあと、リーンは小さな痙攣を数回繰り返した。張りのある胸が激しく上下する。

荒い息遣いのリーンに向かって、サクルは艶笑を浮かべて言った。 


「処女のくせに、随分と感じやすい身体になったものだ。花嫁教育の成果というべきかな」

「そ……それはっ……サクルさまが」

「さて、ドゥルジの痕跡を消すのであったな。奴はこの脚を辿ったのであろう?」


そう言いながら、サクルは体をリーンの脚の間に割り込ませた。

必死で閉じていた左右の膝が割られ、秘密の花園が光の下に晒される。


「あ……サクルさま」

「ほう。水から出て一度も触れておらぬのに、もう、そんなに泉を溢れさせているのか?」


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