身代わり王女に花嫁教育、始めます!
サクルはその手を無理にほどくようなことはせず、リーンの足もとに移動して……いきなり、左足を掴んだ。


「きゃっ!」


足首を掴むと上に引っ張りあげる。

リーンの脚は自然と開いてしまい、先ほど彼の指に押し当て、快楽を貪った部分をさらけ出してしまった。


「あ……いやです、ご覧にならないで!」


なるべく大きく開脚しないように、もう片方の脚で隠そうとする。

サクルは思わせぶりな笑みを浮かべ、とりあえず、リーンの望みどおりに恥ずかしい場所から視線を逸らせてくれた。

そして、サクルの舌がゆっくりとリーンの足先を舐める。


「あ……んんっ」


それはドゥルジのときとは全く違い、リーンの肢体を快楽の奔流が波打つ。 


「ドゥルジはこうして舐めたのだろう?」

「それは……それは……やぁん」


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