首輪で繋がれたお姫様
「何ださっきのすげー音」
缶を持った雅さんが顔を覗かせる。
私を見て目を見開いた。
「何してんだお前」
………ですよね。
床に座り込んでる私見たらそう思いますよね。
「あの…ちょっと転んでしもて…」
「ぶは、馬鹿じゃーの(笑)ほら」
投げられた缶を両手でキャッチする。
おお!
我ながらナイスキャッチ!
手の中にあるのはオレンジジュース。
わ、嬉しいっ!
「おおきにありがとうございます」
さっきと同じように笑顔を向けると、雅さんはまた顔を逸らした。
…………何で?