なみだのほし−Earth Tear Chlonicle−
『我はラグーの下僕。主死するときまで手となり足となり、ときに剣の助けとなる契約魔。…そなたに邪魔はさせぬ。』
静かに怒りを燃やすテテムに、レネも次第に腹が立ってきた。
「…何よ。あんたたちが来なければ、狼、来なかったじゃない。あたしだって戦わなくてよかった。…なんでこの村に来たのよ!」
レネの瞳は闇。それでも、テテムの炎の瞳よりも強かった。
『…っ、お前などにラグーのお考えが知れるものか!…ラグーはあるものをお探しだ。それが何か、私すら知らぬ…。』
奇妙な図だった。
堂々と背の高い美女が、喉元に刃を突き付けながら、小さな少女の視線に押されている。
レネは、テテムの手首を掴んだ。
きりきりと神経を締めて、彼女の手から短剣をむしり取る。
『……っ』
「ラグーの理由なんて知らない。それがあたしの村に何か関係あるの?あんたたちのせいでみんな危ない目に逢ったんじゃない。あたしが戦うのがなんの邪魔なの?」
奪った短剣を逆手に握って、テテムの眉間にまっすぐ突き付けた。
「…王子だかなんだか知らないけど、ここにそんなのは無いよ。あんたがいくら奉ったって、村の誰に聞いてもラグーは悪者だ。
…あの化け物、早くやっつけて出ていって。」
静かに怒りを燃やすテテムに、レネも次第に腹が立ってきた。
「…何よ。あんたたちが来なければ、狼、来なかったじゃない。あたしだって戦わなくてよかった。…なんでこの村に来たのよ!」
レネの瞳は闇。それでも、テテムの炎の瞳よりも強かった。
『…っ、お前などにラグーのお考えが知れるものか!…ラグーはあるものをお探しだ。それが何か、私すら知らぬ…。』
奇妙な図だった。
堂々と背の高い美女が、喉元に刃を突き付けながら、小さな少女の視線に押されている。
レネは、テテムの手首を掴んだ。
きりきりと神経を締めて、彼女の手から短剣をむしり取る。
『……っ』
「ラグーの理由なんて知らない。それがあたしの村に何か関係あるの?あんたたちのせいでみんな危ない目に逢ったんじゃない。あたしが戦うのがなんの邪魔なの?」
奪った短剣を逆手に握って、テテムの眉間にまっすぐ突き付けた。
「…王子だかなんだか知らないけど、ここにそんなのは無いよ。あんたがいくら奉ったって、村の誰に聞いてもラグーは悪者だ。
…あの化け物、早くやっつけて出ていって。」


