私の彼氏は特殊捜査官
「・・・」


何も言わない秀。

…信じてよ。


「信じないよ。さっき、

警官を一人撃ったんだから」



ミキヤが笑ってる・・・


「死んじゃだめだよ」


「…何で、泣く?」



ミキヤが私の目を見た。


「アンタに死んでほしくない」


「恋人のいる琴美に言われてもな」


…ミキヤが深呼吸した。



「さぁ、カウントダウンだ!

10・9・8・7・6・・・」


ミキヤが数字を言っていく・・・


こんなの絶対ダメ!


「・・3・2・1・・・0!」


「撃っちゃダメ!」

私はミキヤの前に出て両手を開いた。
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