†蝶鬼鈴†


私は、紗枝が出ていった後。

憂うつになりながらも、廊下にへと出た。


そういえば、皆。
紗枝のこと応援してるって言ってたなぁ……。



それじゃ、
私。誰にも相談できないじゃん。

まだ、私の気持ち。

誰にも言ってないし…。




そう思いながらも、廊下を歩いていると。

紗枝の声が聞こえた。


その声に向かって私は足を進めた。




< 155 / 254 >

この作品をシェア

pagetop