†蝶鬼鈴†


そう願っていると。

先に走ったはずの私に、沖田さんはもう追い付きそうだった。


ど、どうしよ。

今は一人になりたいのに。


私は曲がり角に差し掛かり


曲がってみると……

急に、体が浮いた。




えっ…?

誰かに持たれてる気がした私は、上を見上げると。


そこには。


金髪の男がいた………。


なんで、こんな所にいるのよ。

って何で、私宙に浮いてるわけ?




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