†蝶鬼鈴†


私はそのまま、屋根の上にのせられた。

恐る恐る、下を見てみると沖田さんが私を探しているのが見えた…。



って、そんなことより。

この状況は何?
何でこの人がいる訳?

あぁ!!
何が何だか分からない。



「おい。何、ふざけた顔をしている。」


なっ!?
ムカツクーっ。

すみませんね、元からこの顔なんです。



「はあ。」

「はぁ。行く場所など無いのだろ?着いてこい。」

ため息を、ため息でかえされたし。
ってか……ここは、着いて行っていいのだろうか……?

仮にも、この人。

新撰組の敵なのよね…。

うーん。




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