太陽の竜と闇の青年
「ルウが杖を持っているのは戦って体がまだ地面になれていないからだと俺は思うんだが……」
俺が理屈を考えてフウにいうと、白虎が俺の考えを察したのか、話をあわせてくれた。
「あぁ。俺も壱の意見に同感だ。とても目が見えないようには見えない。目が見えなかったらどうやってフウと戦っていたのだ?フウは殺気らしきもの、と言っていたが殺気らしきものだけで攻撃を避けるのは至難の技だ。俺でもなかなかできない。短時間ならまだしも、フウとルウの試合は長時間にも及んでいた」
その話を聞いた故とクラウドがなるほどーとうなずいた。
だけどフウはまだ浮かない顔だ。
「なんなら確かめに行くか?」
俺がクイッと親指でルウの部屋を示すとフウはため息をついた。
「いや、いいよ。壱と白虎が言うんだったらきっと見えてるんだと思う。それに確かめに行ったって僕に気を使ってルウは絶対に言ってくれないよ」
それを聞いた俺と白虎はひっそりと肩を落とした。
よかった……。
その瞬間ドドドドド!という廊下を走る音がしたと思ったら俺たちの部屋の扉がバンッと開いた。
俺たちが驚いてそちらをみると、男は汗だくになりながらゼハーゼハー言いながら俺たちに掴みよった。
「余のルウが起きたとは誠なのかっ!!」
俺たちは首を傾げた。
「何言ってるのさー。ルウはまだ寝てるよ?」
フウがニコニコと笑いながら答えた。
だけどフウにはブラックオーラが放たれていた。
「ていうかよ、シャナ殿。それどこで聞いたんだよ!ルウ殿はまだ寝ているっつーのにおかしいだろ!」
故がフウに話を合わせる。
隣でクラウドもうんうん、とうなずいていた。
「じゃぁ、ナラクが部屋からみたルウっていうのは嘘なのか?いや、だがナラクはフウと余のルウが戦っているのをみたと言っておったぞ!!」
フウの目が眇められた。
隣にいた俺には聞こえた。
フウがチッと舌打ちをする音が。
「幻覚じゃない?それに戦ってたのは僕じゃなくてー壱と白虎だしー」
シャナの目がこちらへと移される。
だんだんとシャナの顔が険悪なものへと変わっていく。
「また貴様かぁぁぁ!!何度余の邪魔をすれば気がすむのだ!!」
俺は目を眇めてシャナをみた。
少し殺気をだして。
寒気を感じたのか、三人は背筋を少しだけピンッとした。
「な、なんだ!?すごく寒気がしたんだが……」
俺は少しだけ鼻で笑い、シャナを睨んでいた目を白虎へと移した。
白虎は気づいたのか、口を小さくパクパクと動かした。
(さっきのは壱か?)
(内緒だがな)
(了解)
(どーも)
こういう会話を白虎とした。
そのとき、ガシッと腕を捕まれた。
後ろを振り返ると、シャナの顔が間近にあった。
俺が理屈を考えてフウにいうと、白虎が俺の考えを察したのか、話をあわせてくれた。
「あぁ。俺も壱の意見に同感だ。とても目が見えないようには見えない。目が見えなかったらどうやってフウと戦っていたのだ?フウは殺気らしきもの、と言っていたが殺気らしきものだけで攻撃を避けるのは至難の技だ。俺でもなかなかできない。短時間ならまだしも、フウとルウの試合は長時間にも及んでいた」
その話を聞いた故とクラウドがなるほどーとうなずいた。
だけどフウはまだ浮かない顔だ。
「なんなら確かめに行くか?」
俺がクイッと親指でルウの部屋を示すとフウはため息をついた。
「いや、いいよ。壱と白虎が言うんだったらきっと見えてるんだと思う。それに確かめに行ったって僕に気を使ってルウは絶対に言ってくれないよ」
それを聞いた俺と白虎はひっそりと肩を落とした。
よかった……。
その瞬間ドドドドド!という廊下を走る音がしたと思ったら俺たちの部屋の扉がバンッと開いた。
俺たちが驚いてそちらをみると、男は汗だくになりながらゼハーゼハー言いながら俺たちに掴みよった。
「余のルウが起きたとは誠なのかっ!!」
俺たちは首を傾げた。
「何言ってるのさー。ルウはまだ寝てるよ?」
フウがニコニコと笑いながら答えた。
だけどフウにはブラックオーラが放たれていた。
「ていうかよ、シャナ殿。それどこで聞いたんだよ!ルウ殿はまだ寝ているっつーのにおかしいだろ!」
故がフウに話を合わせる。
隣でクラウドもうんうん、とうなずいていた。
「じゃぁ、ナラクが部屋からみたルウっていうのは嘘なのか?いや、だがナラクはフウと余のルウが戦っているのをみたと言っておったぞ!!」
フウの目が眇められた。
隣にいた俺には聞こえた。
フウがチッと舌打ちをする音が。
「幻覚じゃない?それに戦ってたのは僕じゃなくてー壱と白虎だしー」
シャナの目がこちらへと移される。
だんだんとシャナの顔が険悪なものへと変わっていく。
「また貴様かぁぁぁ!!何度余の邪魔をすれば気がすむのだ!!」
俺は目を眇めてシャナをみた。
少し殺気をだして。
寒気を感じたのか、三人は背筋を少しだけピンッとした。
「な、なんだ!?すごく寒気がしたんだが……」
俺は少しだけ鼻で笑い、シャナを睨んでいた目を白虎へと移した。
白虎は気づいたのか、口を小さくパクパクと動かした。
(さっきのは壱か?)
(内緒だがな)
(了解)
(どーも)
こういう会話を白虎とした。
そのとき、ガシッと腕を捕まれた。
後ろを振り返ると、シャナの顔が間近にあった。