太陽の竜と闇の青年
「「ケモノノママデイルモノト、ヒトニナロウトスルモノ、キミタチハ、ドチラヲエラブノ?」」


さっきまで弱かった雨が急に強くなった。


「俺は人のほうだな」


マランは帽子をクイッと被りなおした。


その瞬間、炎が私たちの間に通り過ぎた。


「ウミゴトヤキツクス「ホノオ」デ、キミタチヲコガシテアゲル」


私たちが愕然としていると、今度は斬撃が飛んできた。


「ヤマゴトキリツクス「ヤイバ」デ、キミタチヲキッテアゲル」


その瞬間、マランが吹き飛んだ。


「っつ!!」


マランはそのまま壁に背をつけてズルズルと倒れ込んだ。


「まさか……マランが……」


私とフウは一度もマランに勝ったことがない。


それほどマランは強い。


なのに、そんなマランを気絶させるなんて……。


「これがシャーマンの力……」


フウが呆然とつぶやいた。


私たちでは勝てれない。


となれば……。


私はどうすればいいの?


フッとある案が思い浮かんだ。


「ツギハオマエダ」


私はアカツキとタタラを目をすがめてみた。
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