太陽の竜と闇の青年
そのとき、背後で嫌な気配がした。
バッと後ろを振り返ると……なにもいなかった。
壱も眉をひそめて後ろをみていた。
「……何だ?」
私たちは不思議に思いながらも、新国へ足を踏み入れた。
「結構ふつうの国なんですね……。予想とちょっと違います」
テルが新国に入って初めて感想を漏らした。
私とフウは苦笑いを浮かべた。
「まぁ、王が変わって少しは変わったんじゃないかなー。前は城がすっごい派手だったもんねぇー」
フウが城を見上げたのをみて、私も見上げる。
昔の城と違って今の城はだいぶ落ち着いている。
まぁまだ少し派手だとは思うけど……。
私は城へと足を進めた。
しかし、当然の如く、
「おい!貴様ら何者だ!」
引き留められる。
すると、フウが何事もなかったかのように門兵に近づき、門兵の耳元でボソボソと何かをつぶやいた。
その瞬間、門兵の顔は真っ青になり、私たちに深くお辞儀をしてきた。
「も、申し訳ありませんでした!!どうぞお入りください!!」
私たちは真っ青になって謝る門兵と、ニヤニヤしているフウを不思議に眺めながらも、楽々と城の中へと入ることができた。
ハヤトたち馬をあずけて、私たちは城内に入った。
私とフウは何ヶ月かはここにいたから、城の中の道順も覚えている。
だから、さっさと前に進んでいたけど、テルと壱は興味深そうに辺りを見回していた。
そして……
「ココだったよね」
「うん。ココだったよ。僕の記憶が正しければね」
私たちは鳥が大きく描かれている扉の前にたった。
この中にトオタがいる。
そう考えるとワクワクもしたし、すごくドキドキもした。
あんな別れ方をしてしまったけど、トオタは怒っていないかな……?
私たちはゆっくりと扉を開けた。
重い扉を開けた瞬間、目が眩んだ。
バッと後ろを振り返ると……なにもいなかった。
壱も眉をひそめて後ろをみていた。
「……何だ?」
私たちは不思議に思いながらも、新国へ足を踏み入れた。
「結構ふつうの国なんですね……。予想とちょっと違います」
テルが新国に入って初めて感想を漏らした。
私とフウは苦笑いを浮かべた。
「まぁ、王が変わって少しは変わったんじゃないかなー。前は城がすっごい派手だったもんねぇー」
フウが城を見上げたのをみて、私も見上げる。
昔の城と違って今の城はだいぶ落ち着いている。
まぁまだ少し派手だとは思うけど……。
私は城へと足を進めた。
しかし、当然の如く、
「おい!貴様ら何者だ!」
引き留められる。
すると、フウが何事もなかったかのように門兵に近づき、門兵の耳元でボソボソと何かをつぶやいた。
その瞬間、門兵の顔は真っ青になり、私たちに深くお辞儀をしてきた。
「も、申し訳ありませんでした!!どうぞお入りください!!」
私たちは真っ青になって謝る門兵と、ニヤニヤしているフウを不思議に眺めながらも、楽々と城の中へと入ることができた。
ハヤトたち馬をあずけて、私たちは城内に入った。
私とフウは何ヶ月かはここにいたから、城の中の道順も覚えている。
だから、さっさと前に進んでいたけど、テルと壱は興味深そうに辺りを見回していた。
そして……
「ココだったよね」
「うん。ココだったよ。僕の記憶が正しければね」
私たちは鳥が大きく描かれている扉の前にたった。
この中にトオタがいる。
そう考えるとワクワクもしたし、すごくドキドキもした。
あんな別れ方をしてしまったけど、トオタは怒っていないかな……?
私たちはゆっくりと扉を開けた。
重い扉を開けた瞬間、目が眩んだ。