太陽の竜と闇の青年
風国の門で私たちは別れることにした。


「じゃぁー次こそ本当の行ってらっしゃいだね」


フウがラッシュから降りて私を見上げた。


私は微笑を浮かべる。


「そうだね。風国を頼むよ。あ、テル!ネロによろしく伝えといてね」


テルは柔らかく笑ってうなずいた。


きっと風国はいい国になるだろう。


この二人に任せるんだから。


「婚式にはでれないかもしれないけど、その時は心の中でおめでとう言ってあげるよ」


フウはニカッと笑った。


「うん。そうしておいてよ。僕もそうするから」


私もニカッと笑う。


フウと手をパンッ!とあわせた。


「これからどっちがいい国を作れるか競争だ」


「うん。絶対に負けないから」


フウとの手を離し、私たちは馬の腹を蹴った。
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