先輩へ… 16年後のラブレター
水野先輩は、私のことをきちんと、大事にしてくれた。

恥ずかしかっただろうけど、大人の小箱を買ってきてくれた。

二人がひとつになったのは先輩の部屋。

初めて愛し合うのでお互い緊張しまくり。

私は、緊張に加えて、初めてのそういうことで、体がどうかなっちゃうかと思った。

先輩は、痛がる私のことを、ちゃんと気遣ってくれた。

ゆっくりと、繋がってくれた。

奥まで繋がって先輩の顔を見ると、真っ赤な顔をしてニコッと笑ってくれた。

たぶん、私も同じで真っ赤な顔をしていたと思う。

頭をいっぱいなでてくれた。

愛されてるなと思った。

温かく幸せな、甘い時間だった。
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