☆彼女は妄想中☆

「今日の陽ママはいつもと雰囲気が違うね。」

「そ・・・そうですか//」


「うん。可愛い。」


褒められたと同時にカァーっと身体がほてりだした


「あぁ〜!!俺何言ってんだろう!!ごめん//」


頭を掻いてる佐上コーチの顔を見ると赤くて、その顔を見てたらますます恥ずかしくなってきた


「キモいよね、俺。」


「そんなことない!!佐上コーチは素敵・・・」


「えっ・・陽ママ・・」


わぁーー!!何言ってんの私!!

自分の言葉に恥ずかしくなって俯いた。

心臓はバクバクするし、変な事口走っちゃうし私おかしすぎる・・・・//


「陽ママ・・こっち向いて・・」

「む・・・むり・・」

「ダーメ・・こっち向いて?」


下を向いて黙り込む私の手を佐上コーチの大きくてゴツゴツした手が重なるように触れてきた


手の温もりにドキッとして顔を上げた


「佐・・上・・」


「我慢できないって言ったら怒る?」


「何・・・を・・・」


聞くまでもなくわかった


だって佐上コーチの唇が近付いてたから・・・



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