絶対服従ゲーム!?

「はい、じゃあ朝礼始めます」

担任である三笠先生の声がして、
朝礼は始まった。

いつもなら真面目に聞くくだらない内容
今日は耳に入らなかった。

首と耳に残る、熱い感覚。
気持ちが悪い。

なんで騒がれる必要があるのかな?
気持ち悪いとしか
思えないのに。

鏡を取り出して首筋を見ると
クッキリと跡が残っていた。

あの言葉の契約の証だと
言わんばかりに。

赤く、ハッキリと。

幸い髪の毛で隠れる。

けど当分、消えそうにはなかった。



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