c-wolf
「同じ場所に二つの死体。しかも……」
「c-wolfの文字がいつもよりでかく書かれてるな」
珍しくレインが自分からc-wolfの現場を見てみたいと言い出した。
「………………っつーか!!」
威濡は、ガシッとレインの頭をつかんだ。
「お前、いい加減この腕離せ馬鹿!変に見られるだろぉが!!」
そう。
来る時も現場を見る時も、ずっとレインは威濡の腕に自分の腕をからませていた。
さっきからチラチラとだが、部下たちが興味深そうに威濡とレインをみていた。
「だって怖いんだからいいじゃないか」
「そうですよ。それに官長は威濡のことが大好きなんですから」
珠羅が笑わず淡々とそう言い放つと、威濡は顔をしかめた。
「俺は男でコイツも男。珠羅、分かるか?男は男に惚れないんだよ」
珠羅は知ってます、というようにうなずきかけたが、はて?と、首を傾げた。
「では、何故官長は男である威濡を好んでいるのでしょうか?」
……………………。
沈黙がしばらく続いた。
こっそり聞いていた部下たちも確かに、と首を傾げている。
その様子をみた琥露がパンパン、と手を叩いた。
「さ、この二人のことは放っておいて、さっさと仕事にかかるのです。今回は……、事件が二つも同時に起きているんですから」
その言葉を聞いた部下たちは、いそいそと自分の仕事に取りかかった。
おそらく、官長がいるからだ。
いつもはこんなに事故現場に近づいたりしない。
ほとんどの仕事を威濡と琥露がしているというのに、今回二人は何もせずに処理が終わっていた。
「やっぱり、POLっていうことだけあって、他の警部たちとは違って働きがいいねぇ」
その様子を威濡にしがみついたままのんびりと見ていたレインがポツリと呟いた。
威濡は小さくため息をついた。
「まぁ、今日ぐらい大目に見てやる……か……?」
威濡はc-wolfの文字をみて、首を傾げた。
何かが違う。
いつもと違うこと、それは……。
「文字だ……」
へ?と、レインが首を傾げ、琥露も何かが違うと思っていたのか、あぁ、と手を打った。
「c-wolfの文字がいつもよりでかく書かれてるな」
珍しくレインが自分からc-wolfの現場を見てみたいと言い出した。
「………………っつーか!!」
威濡は、ガシッとレインの頭をつかんだ。
「お前、いい加減この腕離せ馬鹿!変に見られるだろぉが!!」
そう。
来る時も現場を見る時も、ずっとレインは威濡の腕に自分の腕をからませていた。
さっきからチラチラとだが、部下たちが興味深そうに威濡とレインをみていた。
「だって怖いんだからいいじゃないか」
「そうですよ。それに官長は威濡のことが大好きなんですから」
珠羅が笑わず淡々とそう言い放つと、威濡は顔をしかめた。
「俺は男でコイツも男。珠羅、分かるか?男は男に惚れないんだよ」
珠羅は知ってます、というようにうなずきかけたが、はて?と、首を傾げた。
「では、何故官長は男である威濡を好んでいるのでしょうか?」
……………………。
沈黙がしばらく続いた。
こっそり聞いていた部下たちも確かに、と首を傾げている。
その様子をみた琥露がパンパン、と手を叩いた。
「さ、この二人のことは放っておいて、さっさと仕事にかかるのです。今回は……、事件が二つも同時に起きているんですから」
その言葉を聞いた部下たちは、いそいそと自分の仕事に取りかかった。
おそらく、官長がいるからだ。
いつもはこんなに事故現場に近づいたりしない。
ほとんどの仕事を威濡と琥露がしているというのに、今回二人は何もせずに処理が終わっていた。
「やっぱり、POLっていうことだけあって、他の警部たちとは違って働きがいいねぇ」
その様子を威濡にしがみついたままのんびりと見ていたレインがポツリと呟いた。
威濡は小さくため息をついた。
「まぁ、今日ぐらい大目に見てやる……か……?」
威濡はc-wolfの文字をみて、首を傾げた。
何かが違う。
いつもと違うこと、それは……。
「文字だ……」
へ?と、レインが首を傾げ、琥露も何かが違うと思っていたのか、あぁ、と手を打った。