c-wolf
「c-wolfの他にも小さくですが、文字が書いてありますね」
琥露がその文字を読むために壁に近づいた。
威濡もずるずるとレインを引きずりながら壁に近づく。
その文字は、英語で書かれてあった。
「……英語は俺はよめねぇんだよ」
苛立ち紛れに舌打ちをした威濡にレインは優しく言った。
「僕が読めるよ」
「マジか!!」
「だてに官長やってないって。えっとー…………………。こんにちは。無知な人々よ。今回、私はこんなにも屈辱的な行為をされるとは夢にも思いませんでした。そして、これがその結果です。私を馬鹿にした罪。それにしても、あなた方にはまだ余裕があるとみえる。何しろ、まだまだ私を馬鹿にできる人がいるのだから。これは警告だ。次に俺の名を騙り、この俺の名を汚したものがいれば…………この手で人々に今まで異常の戦慄と恐怖を味あわせてやろう。さぁ、『死人戦争』の始まりだ」
レインの言葉は、部下たちにも聞こえたのか、真っ青になる者、吐く者、泣き出す者、怯える者、そして共通することは、誰もかもが恐怖に怯えていた。
「だけど、殺すのは極悪非道人だけですよね?」
珠羅があたりを見回しながらレインに訪ねた。
レインは、さぁ、どうだろ?と、首を傾げた。
「いつか殺しに快感を覚えて、普通の民人も殺してしまうかもしれないよ?」
威濡は小さくため息をついた。
「おまえなぁ……。そうやってコイツ等を脅かすなよ。せっかく珠羅が、[c-wolfが狙うのは極悪非道人だけだから、安心しろ]って言いたかったのに、それを台無しにするなよな」
レインが首を傾げて珠羅を見た。
「そうなの?」
珠羅は小さくうなずいた。
「はい。私はそう言いたかったのですが、官長が言いたいように言い直してくれたのなら、それでいいです」
「ほら、珠羅もあぁ言ってるよ」
威濡は小さく唸って、もう一度英語をみた。
「……c-wolf……」
威濡の体が何かザワめいていた。
これから起こることもしらずに。
琥露がその文字を読むために壁に近づいた。
威濡もずるずるとレインを引きずりながら壁に近づく。
その文字は、英語で書かれてあった。
「……英語は俺はよめねぇんだよ」
苛立ち紛れに舌打ちをした威濡にレインは優しく言った。
「僕が読めるよ」
「マジか!!」
「だてに官長やってないって。えっとー…………………。こんにちは。無知な人々よ。今回、私はこんなにも屈辱的な行為をされるとは夢にも思いませんでした。そして、これがその結果です。私を馬鹿にした罪。それにしても、あなた方にはまだ余裕があるとみえる。何しろ、まだまだ私を馬鹿にできる人がいるのだから。これは警告だ。次に俺の名を騙り、この俺の名を汚したものがいれば…………この手で人々に今まで異常の戦慄と恐怖を味あわせてやろう。さぁ、『死人戦争』の始まりだ」
レインの言葉は、部下たちにも聞こえたのか、真っ青になる者、吐く者、泣き出す者、怯える者、そして共通することは、誰もかもが恐怖に怯えていた。
「だけど、殺すのは極悪非道人だけですよね?」
珠羅があたりを見回しながらレインに訪ねた。
レインは、さぁ、どうだろ?と、首を傾げた。
「いつか殺しに快感を覚えて、普通の民人も殺してしまうかもしれないよ?」
威濡は小さくため息をついた。
「おまえなぁ……。そうやってコイツ等を脅かすなよ。せっかく珠羅が、[c-wolfが狙うのは極悪非道人だけだから、安心しろ]って言いたかったのに、それを台無しにするなよな」
レインが首を傾げて珠羅を見た。
「そうなの?」
珠羅は小さくうなずいた。
「はい。私はそう言いたかったのですが、官長が言いたいように言い直してくれたのなら、それでいいです」
「ほら、珠羅もあぁ言ってるよ」
威濡は小さく唸って、もう一度英語をみた。
「……c-wolf……」
威濡の体が何かザワめいていた。
これから起こることもしらずに。