Cotton Candy【ベリカ限定】
建物のお陰で日陰になっているけど、さすがは夏。


太陽の熱は、日陰まで暑さを感じる程の物だった。


蝉の鳴き声が、やけに耳を刺して煩い。


帰ろ……


建物の壁にもたれ掛かっていたあたしは、体勢を立て直してドアの方に廻った。


テスト明けにここに来れば、雅に会えるような気がしていた。


だけど…


こんな暑い日に屋上に来る物好きなんて、きっと自分(アタシ)くらい…。


そんな自分自身に呆れながら、ドアを開けた。


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