Cotton Candy【ベリカ限定】
「何でここにいるのよ!?」


「それはこっちの台詞!今、授業中じゃん?姫華、サボったんだ?」


「アンタに関係ないじゃん!」


悪態をつくと、雅はクスッと笑ってあたしの前に立った。


「でもまぁ……俺もサボリだから、お互い様って事で♪これは秘密な♪」


やってらんない!


「あたし、帰るし……」


あたしは小さく言って、屋上のドアに向かって歩き出した。


「なぁ!」


その途端、雅に手首を掴まれた。


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