Cotton Candy【ベリカ限定】
「ちょっ……!何すんのよ!?」


「今から戻っても、どうせ先生に怒られるだけじゃん!」


あたしが雅の手を振り払うと、彼は苦笑した。


「戻らないし!もう帰るの!」


「帰るくらいなら、俺に付き合ってよ♪」


雅は笑顔で言うと、あたしの手を掴んだ。


「はぁ!?何であたしが!?」


意味わかんないしっ!!


「イイから♪」


雅は弾んだ声で言うと、あたしの手を強引に引っ張って屋上にある建物の裏側へと歩いた。


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