Cotton Candy【ベリカ限定】
可愛い……?


言われ慣れていない言葉に戸惑いながら、一気に頬が熱くなっていくのを感じて…


あたしは、咄嗟に立ち上がった。


「ん?どうした?」


「あたし、帰るっ……!」


「おい、姫華!」


そう言って踵を返し、呼び止める雅の言葉も聞かずに足早に歩き出した。


可愛いなんて、ありえない。


雅は、からかっているだけ。


だけど…


あたしの中の不本意なドキドキは、ちっとも止まらなかった。


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