Cotton Candy【ベリカ限定】
学校から帰宅したあたしは、ソファーに倒れ込んだ。


足早に歩いたせいで、肌にはじんわりと汗が滲んでいた。


さっきのは空耳……


そう思いたい。


だけど、二回も同じ事を言われた以上、やっぱりそうは思えなくて…


まだドキドキしている心を隠すように、制服の胸元をギュッと抑えた。


雅の笑顔が、記憶力の悪いハズのあたしの頭から離れない。


ソファーに倒れ込んだまま、起き上がる事が出来なかった。


< 132 / 575 >

この作品をシェア

pagetop