Cotton Candy【ベリカ限定】
ドリンクチケットを貰った後、加世は奥のドアを開けた。


その途端、全身が爆音に包まれた。


薄暗い店の中は、ミラーボールのカラフルな光のラインが慌ただしく交差したり、離れたりしている。


加世は踊っている人達を掻き分けながら、歩き出した。


あたしも彼女の後を追うように、地響きのする店の奥へと歩いた。


あたしの隣にいる美奈子は、興奮しながら辺りを見回している。


奥のカウンターの前で、加世が立ち止まった。


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