Cotton Candy【ベリカ限定】
「なぁ……」


しばらくすると、今まで黙っていた雅が口を開いた。


「何?」


あたしは訊きながら、隣にいる彼を見た。


金髪に染めたあたしの髪が、風に揺れている。


朝から気合いを入れて巻いて来たけど、風に揺られているせいか、胸元まで伸びた髪が少しだけ乱れている事に気付いた。


「お前の髪、校則違反じゃん?何色?」


「ゴールドブラウン……」


もっと違う話をするのかと思っていたあたしは、拍子抜けしながら答えた。


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