Cotton Candy【ベリカ限定】
「偶然だな♪」


笑顔で言った雅から、視線を逸らした。


彼に、会いたくなかった。


クラブに行った日以来、屋上に行っていなかったあたしは、ずっと雅と会っていなかった。


だから、今日の終業式の後に自動販売機で彼と会った時は、少しだけ気まずかった。


それなのに、またここでも会うなんて運が悪い。


そんなあたしを余所に、雅はあたしの頭をポンポンと叩いて…


「可愛いじゃん♪」


そんな事を言ってから、ニコッと笑った。


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