Cotton Candy【ベリカ限定】
「じゃあ、俺らも行くか」


四人が人混みに紛れて見えなくなった後、雅が突っ立っていたあたしに言った。


「行くって……」


「帰るんだろ?送ってやるから、行くぞ」


雅はニッコリと微笑むと、歩き出した。


「イイ!一人で帰れるから!」


あたしは慌てて彼を追い掛けて、首を横に振った。


だけど…


「俺も帰るから、ついでだよ。それに今日の姫華は可愛いから、変な男に引っ掛からないか心配だしな」


雅は、笑顔でそんな事を言った。


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