Cotton Candy【ベリカ限定】
あたし達はお互いに何も言わず、少しずつ膨らんでいく綿菓子を見つめていた。


雅の言いたい事がわからない。


真剣な表情で言った雅が、あたしをからかっているとは思えないけど…


彼の言葉を素直に受け入れる事が出来ない。


だけど…


本当は、あたしだって寂しかった。


屋上に行かなかった数日間、雅に会えなくて寂しかった。


苦しいよ、すごく……


この苦しい気持ちを、何て呼べばいいのかわからない。


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