Cotton Candy【ベリカ限定】
雅の腕に包まれているとホッとして、落ち着く。


一晩中抱き合っていたせいか、あたしは夢の中へと誘(イザナ)われた。


そして、いつか屋上で眠っている時に見た不思議な夢を、また見た。


あの時と同じように、ぼんやりとしかわからなかったけど…


真っ白な部屋の奥で、小さな女の子がうずくまっていた。


女の子は膝を抱え、肩を震わせながらシクシクと泣いていた。


よく見ると、その女の子は幼い頃のあたしだった。


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