Cotton Candy【ベリカ限定】
「姫華♪」


雅は、いつも家の前であたしの事を待っていてくれる。


あたしが家を出る時にメールをしたら、彼が頃合いを見計らって外で待っていてくれる事が、すごく嬉しかった。


「暑かっただろ?」


「うん、ちょっとね……」


他愛のない話をしながら、雅に促されて中に入った。


「お邪魔します」


「誰もいないから、言わなくてイイって」


あたしが言うと、雅はいつものように笑いながら返した。


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