Cotton Candy【ベリカ限定】
今日も、クーラーの効いた雅の部屋で二人で過ごす。


雅は机に向かって勉強を始め、あたしは彼のベッドに軽くもたれて買って来たばかりの雑誌を読み始めた。


部屋の中には時計の針の音、クーラーの機械音、雅がシャーペンを忙(セワ)しく走らせる音…


そして、あたしが雑誌を捲る音が静かに響いている。


時折、勉強している雅の横顔を見つめては、また雑誌に視線を落とす。


真剣な眼差しの彼を見つめて、何度も笑みが零れた。


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