Cotton Candy【ベリカ限定】
シャワーを浴びた後、雅に借りたTシャツとハーフパンツを着て、彼の部屋に向かった。


相変わらず静かな雅の家は、家(ウチ)の静けさを思い出させる。


出来るだけ足音を立てないように階段を上り切って、彼の部屋の前で立ち止まった。


そして、ノックをしようと手を伸ばした瞬間…


「……うん」


部屋の中から、雅の声が聞こえて来た。


電話……?


あたしは伸ばした手を咄嗟に引っ込めて、聞こえて来る声に耳を傾けた。


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