Cotton Candy【ベリカ限定】
「あぁ……わかってる……」


断続的に聞こえて来る雅の声は、どことなく真剣な気がした。


聞き慣れた彼の声が、何故か他の人の物に思える。


何の確信も無いけど、何となく嫌な予感がした。


ここから離れた方がイイ……


そんな考えが、何度も頭を過ぎっては消えていく。


言いようの無い不安に全身が包まれ、部屋の前から離れようとした時…


「……美穂……」


雅の口から、聞きたくない言葉が飛び出した。


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