Cotton Candy【ベリカ限定】
「何してたの……?勉強?」


机に視線を遣りながら、さりげなく訊いた。


訊くのが恐かったけど、訊かずにはいられなかったから…。


「ん?まぁな……」


雅は曖昧に答えて、あたしの髪に触れた。


「イイ匂いだよな♪」


笑顔で言った彼に、小さく笑って応えた。


さりげなく話を逸らされた気がしたけど、何も言えなかった。


雅に何も悟られないようにする為に、あたしは必死に笑顔を繕っていた。


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