Cotton Candy【ベリカ限定】
「明日から学校だね……」


ベッドで横になりながら、小さく呟いた。


「結局、祭り以外は遊びに行けなかったな……。ごめん……」


隣にいる雅は、あたしを見ながら申し訳なさそうに言った。


だけど、あたしにとってはそんな事はどうでも良かった。


「イイよ。あたしは、雅と一緒にいられるだけでイイ……」


あたしは、小さく笑った。


「お前、可愛いな」


雅はクスッと笑うと、あたしの額にキスをした。


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