Cotton Candy【ベリカ限定】
服を着た後、雅と手を繋いで下に降りた。


静かな部屋に響く二人分の足音に、安心する。


だけど…


雅がこれから帰ってしまうんだと思うと、すごく寂しくなった。


そのせいか、玄関がいつもよりも近く感じた。


「今度、いつ会える?」


あたしは、靴を履いている雅に訊いた。


「ん〜……」


彼は靴紐を結んでから立ち上がると、振り返って笑顔で口を開いた。


「明日も来てイイ?」


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