Cotton Candy【ベリカ限定】
あの優しい声で、美穂(アノヒト)の事も呼ぶの……?


そんな思いが、あたしの心を追い詰めていく。


大好きな紫陽花の写真も、今は見たくなくて…


ここにはいたくない……


ただ、そう思った。


どっか行きたい……


ベッドから降りて、フラフラと歩き出す。


ただ、何も考えたくなかっただけ…。


玄関に行き着いたあたしは、靴を履いて家を飛び出した。


その瞬間、周りの景色が少しずつ滲んでいった。


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