Cotton Candy【ベリカ限定】
腕に鈍い痛みを感じて、我に返った。


反射的に振り返ったあたしは、自分の後ろに立っている人物を見て驚いた。


「大翔……」


「お前、何してんの!?信号、赤だぞ!」


あたしの腕を掴んだままの大翔は、血相を変えて言った。


きっと彼は、あたしがただボーッとしていた訳じゃないって事に、気付いたんだ…。


大翔に力強く掴まれた腕から、そんな風に感じた。


いつの間にか、信号は青に変わっていた。


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