Cotton Candy【ベリカ限定】
少しずつウトウトし始めたあたしは、夢の中へと誘(イザナ)われた。


ぼんやりとしかわからない、不思議な夢。


真っ白な部屋の奥で、誰かが蹲(ウズクマ)っていた。


「大丈夫?」


いつもなら絶対に訊かないのに、気付けば自然と訊いていた。


あたしの言葉でゆっくりと顔を上げたのは、小さな女の子。


その瞳には、たくさんの涙を浮かべていた。


だけど、その子は何も答えてくれなくて…


ただただ、泣き続けていた。


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