Cotton Candy【ベリカ限定】
「ごめんなさい……」


振り返ったあたしは、すれ違い様にぶつかった相手に謝った。


「「あ……」」


その直後、あたし達はお互いの顔を見合わせ、小さな声を漏らした。


何となく、気まずい雰囲気が流れる。


微妙な空気の沈黙から逃げるように、あたしは軽く頭を下げて踵を返した。


だけど…


「待って!」


ぶつかった相手が、あたしの手首を掴んだ。


あたしが振り返ると、彼女はゆっくりと口を開いた。


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