Cotton Candy【ベリカ限定】
あたしは美穂に促されるがまま靴を履き替えて、体育館の裏に行った。


体育館の裏に来る生徒なんて、普段からほとんどいない。


美穂は人目に付かない所まで歩くと、コンクリートの床に腰を下ろした。


あたしも、彼女の隣に座った。


その途端、ひんやりと冷たいコンクリートがスカートを通して、肌を冷やした。


「……単刀直入に訊くね」


そう前置きした美穂は、黙っていたあたしを真っ直ぐ見つめながら話を続けた。


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