Cotton Candy【ベリカ限定】
ドアの裏側も、何一つ変わっていない。


雅と過ごした時と何も変わらない光景が、胸の奥をギュッと締め付けた。


ふと、腰を下ろそうと床を見た時…


いつも雅が座っていた場所に、タバコの箱が置いてある事に気付いた。


その箱は、いつも彼が吸っていた銘柄の物。


雅、忘れてんじゃん……


しゃがみ込んだあたしは、タバコの箱に手を伸ばそうとした。


その時、箱の下に白い紙が敷かれている事に気付いた。


< 559 / 575 >

この作品をシェア

pagetop