Cotton Candy【ベリカ限定】
久しぶりの屋上は、最後に来た時と何一つ変わっていなかった。


寂れたままの静かな空間。


夏とは正反対の季節の今は、寒さが身に染みるけど…


今のあたしには、そんな事は気にならなかった。


啓太と一緒にサボった屋上は、いつの間にか雅との思い出の場所になっていた。


だけど、もう遅い。


雅の隣には今は違う女の子がいる事を知って、後悔の念に駆られていた。


あたしは、涙を堪えながらドアの裏に廻った。


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