あおい空

記憶





いくあてもなくずっと歩いた



すると目の前に公園があった



誰一人いなく静まり返った公園。





私は…やっぱり1人なんだー…。




公園の中に入った




目の前にあったブランコに座って空を見上げた




愛「………嫌い…」




さっきまでの空とは違い、黒ずんで夕日が落ちた後の空だった





~♪~♪~♪



携帯の着信音が鳴り
私は手に携帯をとり電話に出た




愛「…もしもし…」



『もしもし?愛?春樹だけど今何処にいる?』



突然の春樹からの電話。



愛「なんで…番号知ってるの…。今?知らない公園…。」




低い声で言った


『なんかあったのかよ!!?そこで待ってろよ!今行くから!ピッピーピーっ』



すぐに電話が切られた



愛「何処か…わかんのかよ………」



でも心の中はー…






嬉しかった


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