あおい空
優「…………。」
春「じゃ…行って来るわ……」
俺はあじとに優翔を置いて病院に向かった
優「春樹…ごめんな…俺のせいでー…愛ちゃんと……」
優翔がこう言ったのも知らずに…
あじとからバイクで10分の所に病院がある
俺は病院の中に入った
病院の中を歩くと看護士や女がチラチラと見てくる
春(うぜー…)
ちょっとイラつきながらあいつの病室についた
コンコン
春「……入るぞ」
「春樹君!入って!」
中から声がしたからドアを開けた
ガラガラ……
ゆっくりドアを開けた
「春樹君!!!来てくれたんだ♪嬉しい」
階段から落ちた女
美沙緒が俺に笑いかけた
春「てめぇが言ったんだろ…。あと少しでもう来ねーよ。看護士さんがもう退院って言ってたからよ」
俺はすごく冷たい喋り方で言って壁に寄り掛かった
美「まだ離れないよ…離れさせない」
美沙緒がフフっと笑った
俺は少しゾッとした
美「パパに頼む!美沙の使いになってもらうんだから♪春樹君は」
こいつの親父はヤクザだ
でも喧嘩じゃ負けねーよ
俺が街一番強い族の総長だってことを美沙緒は知らない